2012年02月22日

就職難ニュース 423

2月22日 カナコロ

居酒屋チェーン「ワタミフードサービス」の新入社員の女性が2008年6月に入社2カ月で自殺したのは、連夜の過重労働で精神障害を負ったことが原因だったとして、神奈川労働者災害補償保険審査官は21日までに、労災を認定した。09年7月の横須賀労働基準監督署の決定は過労と自殺との因果関係を認めず、遺族が審査請求していた。決定は14日付。遺族代理人の弁護士によると、同社元社員の森美菜さん=当時(26)=は08年4月に入社後、同社が経営する横須賀市内の居酒屋に勤務。深夜の勤務や残業が連日続き、休日も研修やリポート作成を余儀なくさせられ、極度の睡眠不足の状態だったという。森さんは同6月12日、同市内で自殺。

両親は同年8月、横須賀労基署に労災申請を行ったが、同労基署が棄却したため、09年7月に審査官に審査請求を提出した。審査官は、森さんが居酒屋で勤務し始めた08年4月からの約1カ月間で、時間外労働が140時間を超えたと認定。慣れない調理業務に従事させられた上、研修などで休憩や休日を十分に取得できる状況になく、「業務による強い心理的負担が原因で精神障害を引き起こした」とした。森さんの父親(63)は「自殺が会社に責任のあったことが認められたことは、娘の一番の供養になる。これを機に会社の労働状況が改善されることを願う」と話した。弁護士は後日、遺族への謝罪と損害賠償、再発防止策の提示を求める要望書を同社に提出するという。ワタミは「審査官の決定内容を把握していないため、コメントは差し控えます」とした。

入社2か月で自殺とは…どれだけ過酷な労働環境だったのでしょうか?外食産業はどこもブラックだという話は聞きますが…2か月で自殺しなきゃいけないというのは異常すぎるような気もします。ワタミのあの方はよくテレビに出て、ご意見番として今起こっている様々なことに対してコメントしていますが、自社の社員教育がきちんとできていない人間が何を言っても説得力がないような気がしてきました。この人の特集で、社員の鬼のような暴言を吐いているのもテレビで見ましたし、これはもうとんでもないブラックだということなんでしょうね。昨今の就職難で、辞めたら次がないからやめたくてもやめられないという気持ちが前面に出てきてしまうんでしょうね。労使対等の原則は完全に崩壊し、労働者を奴隷のように酷使する企業が増加しているということなんでしょうか?何度も言いますが…入社2か月でこれはあまりにもひどいと言わざるを得ないですね。

posted by shokunan at 10:29| 日記

2012年02月21日

就職難ニュース 422

2月21日 時事通信
 
総務省が20日発表した労働力調査(岩手、宮城、福島の3県を除く)によると、2011年平均の非正規労働者は1733万人と前年比48万人増加した。雇用者に占める割合が35.2%(前年は34.4%)と2年連続で過去最高を更新した。定年となった社員を契約・嘱託の非正規で再雇用する動きが企業に広がっていることが背景にある。雇用者に占める非正規の割合は、男性が19.9%、女性が54.7%となり、いずれも過去最高。年齢別(男女計)では、55歳以上の非正規の割合が51.5%と初めて5割を超え、15〜34歳の若年層も32.6%に上昇した。
 
非正規労働者がどんどん増加してきていますね。不況の影響で人件費を抑えるために使い捨てのように非正規労働者を雇用し、安い賃金で奴隷のごとく酷使してポイ…というところもあるようですからね。社員は家族と言っていた、経営の神様である松下幸之助はリストラをすることはなかったそうですが…今では正社員であってもガンガンリストラされている時代です。ここまで景気が冷え込むとは想像もしていなかったんでしょうね。そういえば、民主党は最低賃金1000円だと政権交代前には声高に叫んでいましたが…まぁ民主党になってから政策が実現したことなんてありませんし、今後もないでしょうからこれは良いとしましょうか。
 
ここまでの状態に追い込まれていながらも、国の借金はどんどん膨れ上がっていますから増税しようとしているんですよね…大半の労働者を餓死させるのが政府の狙いなんでしょうかね?これからもどんどん非正規労働者が増えそうな勢いですね。もっと恐ろしいのは、非正規労働者にすらなれない人がどんどん増えているという現実です。就職難で労働の意思及び能力があっても職に就くことができない若者が増えていくのに、企業が門戸を開きませんからね…。この負のスパイラルが数年続くと本当に日本は破綻してしまいそうな気がします。これからどんどん晩婚化や少子化が加速していくでしょうね。少子化対策をする前にまず雇用対策をしていただきたいものです。
posted by shokunan at 11:57| 日記

2012年02月20日

就職難ニュース 421

2月20日 東京新聞

今春卒業予定の大学生の就職内定率が回復し、最終的な就職率は過去最低だった昨年を上回る見通しとなった。採用の厳しさはまだ続く。政府も大学も「氷河期」への対応を怠ってはならない。今春卒業する大学生たちの“春闘”は最後の追い込みに入った。文部科学、厚生労働両省の調査では昨年十二月一日の内定率は71・9%と前年同期比で3・1ポイント上昇した。約四十一万六千人の就職希望者のうち、未定者が約十一万七千人いる。厚労省は全国五十七カ所の新卒応援ハローワークを通じて支援を強化してきた。その結果、四月一日時点で集計する就職率は昨年春の91・0%を上回る「93〜94%程度となる見通し」になった。また高校生の就職内定率は昨年十二月末現在で80・4%。こちらも前年同期を2・5ポイント上回った。

今年三月末集計の就職率は、昨年の93・2%を上回り二年連続の上昇となることを予想している。改善理由は、円高などによる企業の海外展開と競争力強化に必要な人材確保のほか、今年から六十五歳に達する団塊世代(一九四七〜四九年生まれ)の大量退職への対処が指摘されている。ただ、企業側の厳選採用はますます強まる可能性が高い。リクルートの調査では二〇一三年春卒業予定の大学生・大学院生採用は、従業員規模千人以上の大企業は「増える」が13・3%だが、「変わらない」が54・7%、「わからない」が25・0%ある。千人未満では「増える」は9・1%に減り、「変わらない」は47・7%、「わからない」25・2%、「以前も今後も採用しない」が11・1%と厳しくなる。

ハローワークで就職相談に応じるジョブサポーターは学生たちに「大企業にこだわらず中堅・中小企業での正社員就職」を勧めている。だが現実は、どこの企業でも狭き門となっている。一方、企業は即戦力重視の採用に意欲的だ。三井物産は新卒者と転職希望者との合同説明会を開いた。富士通は一三年春採用から文系学生を対象に営業や法務など職種別採用制を導入する。大手の中には留学生や外国人採用を拡大するところも出てきた。政府は一二年度から私立大学を中心にジョブサポーターを常駐させ、在学中から就職活動に取り組む支援策を実施する。大学も情報収集から実践的対策など就職促進の態勢を強め、一人でも多くの正規就職を実現してもらいたい。

目に見えて上昇したというわけではなく、少しずつですが上昇傾向にあるということなんでしょうね。大学三年生の就活解禁日が遅くなり、短期決戦を強いられるようになりましたが、これがきっかけで景気が回復したりするなんてことはなさそうですので、まだまだ学生にとって厳しい戦いは続きそうな予感です。中小企業はまだまだ景気がドン尻状態ですので、中小企業の活性化が急務のような予感がするんですよね。学生は大手に目を向ける傾向がありますが、中小企業に目を向けると、求人は結構あったりしますからね。日本経済を支えているのは大企業ではなく下町にあるような中小企業なんですね。日本のものづくりの技術は世界に誇れるほど秀逸ですので、この後継者の育成にも力を注いでいただきたいですね。中小企業の活性化が景気の活性化につながります。

posted by shokunan at 12:10| 日記